内田悟の八百屋のやさいごはん

コラム

八百屋のやさいごはん

金三郎十八代目さんの卵

金三郎十八代目さんの卵

明日、3月24日(土曜日)のイベント【カルボナーラ!】では金三郎十八代目(山形/鶴岡市)さんの平飼い卵を取り寄せて調理致します。

金三郎十八代目さんの鶏さんたちは有機栽培の米ぬかや遺伝子組み換えをしていない国産大豆のおから、野菜や柿、湧き水で広く風通しの良い鶏舎の中で育てられています。金三郎十八代目さんの卵の黄身は薄い色をしていて、一般的に市販されている卵のような生臭さがありません。

内田さんも絶賛してくださった金三郎十八代目さんの卵を使ったカルボナーラと築地御厨さんの野菜の料理を是非、この機会にご賞味下さい。

【卵の雑学】

一般的に卵は茶色い殻の卵の方が、白い殻の卵より栄養価が高いと思っている人もいますが、実際は鶏さんの種類が違うだけで栄養価は大差ありません。確かに特別な餌を与えることで栄養価を高めた卵もありますが、誤解をしている人も多いのではないでしょうか。

同様に卵黄も黄色味が強い方が栄養価が高いと思っている方がいますが、ただ餌が違うだけです。やや赤みががった濃い色をした卵黄の卵の方が一般消費者に売れる傾向がある為に生産者も餌に赤いパプリカなどを混ぜて赤味を増すように操作してるんですね。

ちなみに餌にトウモロコシなどを使わないで、米を主にした餌で育てた鶏さんは白っぽい卵黄の卵を産みます。「米卵」などの名称で販売されています。

何事も見かけだけで判断しないと言うことが大切と言うことでしょうか。

(執筆:八百屋のやさいごはん/世話人 2018.3.23)

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